today:

2004年6月12日、留守番中にマフィンが動けなくなりました。
マフィンは今12歳です。以前から腰は悪かったのですが膝の手術、レーザー治療、グルコサミン投与と ダイエットの成功で元気に頑張っていました。しかし悪夢はいきなりやってきたのです。
1週間マフィンは昼夜を問わず発作で叫びつづけました。3人の先生に手の施しようがないと告げられました。 催眠薬で眠っている以外は発作、家族は眠ることも出来ませんでした。家族で悩み、言い争い、泣く泣く 安楽死の決心までしました。
しかしその日からマフィンは驚異的な回復を見せ始めたのです。 そして今、マフィンは奇跡的に回復し2本足で元気に頑張ってくれています。
私達は本当にダメな家族です。甘やかしてきちんとしつけることが出来ず、獣医の忠告を守りませんでした。 若いころに気づいていればもっと対処法もあったのに、勉強不足で何もしてあげていません。 最後の最後で、私の甘えで両親を関東に呼び、妹が空港に迎えに行く留守番中に、マフィンは地獄のような 痛みを一人で狂ったように苦しみ耐え続けなければならなくなったのです。
たくさんのたくさんの後悔を家族全員が抱えています。
今、マフィンが生きてくれていること、これからのマフィンとの生活はチャーリーや神様がくれた プレゼントに違いありません。マフィンのために精一杯努力できる大切なかけがいのない償いの時間。
小さな体で大きな愛を教えてくれたマフィンの奇跡のような生還の軌跡を、是非お時間の許す時に 読んで頂ければ幸いです。
2005年9月22日13時過ぎ、マフィンは天国へと旅立ちました。
倒れてから1年と3ヶ月。 マフィンはとても頑張ってくれました。昨年あんな辛い思いをしたのに、最後はまた重度の腎不全で 最初の嘔吐から一ヶ月近く闘病しました。最後3週間は食べることも出来ずに寝たきりでした。 なぜ、マフィンばかりこんな目に会うのか・・・。哀しむ家族をよそに、マフィンは命の強さや尊さを その小さな体で教えてくれました。
マフィンの頑張りと旅立ち、その後の出来事を、マフィンの生きた証として残したいと思います。 長くつまらない文章かもしれませんが、読んでいただけたら幸いです。
愛してやまないかわいいマフィン、本当にありがとう!!これからもいつも一緒だよ!
第5話 マフィンの旅立ち
第6話 マフィンらしい優しさに溢れたその後の出来事